みなさんは魚町の商店街で、緑のビブスを着てゴミ拾いをしている集団(ゴミを拾いながら楽しそうに歩いている人たち)を見たことはありますか?このゴミ拾いの活動は「グリーンバード」と言います。
「グリーンバード」の目的は、ゴミ拾いでゴミを減らすのではなく、活動の様子をまちの人にアピールし、ゴミをポイ捨てすることはカッコ悪いことだという意識付けです。
今回は北九州チームの学生リーダーをされている北九州市立大学地域創生学群の興梠守さんと参加者の社会人の笛田千裕さんと学生の木浦真生さんにお話を伺いました。
− グリーンバードが小倉で始まるまでの経緯を教えてください。
興梠さん:僕の3つ上の先輩が福岡チームの活動に参加していて、その方が「自分たちの街(小倉)でもやりたい」ということで2013年に始まりました。
− いつから参加されているのですか?
笛田さん:2009年の秋から福岡チームに参加していました。福岡チームが朝活ということでグリーンバードとビュッフェ食べ放題のイベントがあり、ビュッフェを食べるのが目的で参加したのがきっかけです。(笑)それで小倉チームができたので小倉でずっと活動しています。小倉でグリーンバードができたときは嬉しかったです!
木浦さん:1年前からです。ちょうど北九州市立大学の地域創生学群の受験を考えていた時、地域創生学群の先輩がたくさん参加しているというのを知り、何かヒントになるかな、と思い参加しました。とても楽しい活動なので入学した今でも参加しています。
− 活動を続けている理由、グリーンバードの魅力を教えてください。
笛田さん:参加者には学生や社会人など色々な人がいます。普段はこんなに話す機会がないのでグリーンバードで色々な人と話すのが楽しいです。清掃活動はみんなで黙々とやるイメージがありますが、グリーンバードはおしゃべりをしながらお友達もできちゃいます。あえてゴミ拾いを手段にしているところが不思議で、リーダーの興梠さんがよく「コミュニケーションをしながらゴミを拾ってください」と言うのがすごいと思います。やはり、グリーンバードの魅力は色々な人とコミュニケーションがとれることだと思います。
木浦さん:高校生の時から参加していたということもあり、大学に入って違う学部の人とも関われるのがグリーンバードでした。今でも仲がいい大学の友達とはグリーンバードで出逢いました。また、グリーンバードに参加することで人脈が広がり、たくさんの方とコミュニケーションをとるのが楽しいです。グリーンバードの魅力は人と繋がれて、自分の視野を広くしてくれるところだと思います。
興梠さん:グリーンバードの魅力は人と人が仲良くなることができるところです。僕は運営側なのですが、人と人が仲良くなるのを、いいなぁと思いながらいつも見ています。また、参加者のみなさんが楽しそうに活動しているところを見るのが好きです。(笑)
今や日本国内だけでなく、世界中に広がるグリーンバードの活動。そんな中、北九州チームは、平成28年度の活動人数、活動回数、開催イベントの部門で世界1位になりました。しっかりと実績も出されている北九州チームでは、様々な工夫をされていました。その中でもグリーンバードの象徴である緑色のビブスを着て活動を続けることで街の方の理解も得ることができ始めているそうです。「継続は力なり」ということわざの通りですね。
− 最後にいつも参加している人、そしてこれから参加しようと思っている人に向けて一言お願いします。
興梠さん:いつも参加してくださっている方ありがとうございます。毎回来てくださる人も多くて嬉しいのですが、もしも自分の予定が入っているときは無理せずにそちらを優先してください。その上でグリーンバード北九州チームをこれからもよろしくお願いします。
これから参加しようと思っている方は特に準備するものはないので、気軽に来てください!もしかしたらここで友達ができるかもしれません!また、グリーンバードで知り合って結婚した人もいるので、運命の相手とも巡り合えるかもしれませんよ。(笑)
グリーンバードに参加している方はもちろん知っていたと思いますが、ゴミ拾いがメインの活動ではないのです。参加している方は楽しそうにお話をしながらゴミ拾いをされています。是非グリーンバードに参加して繋がりを作りませんか?みなさんの参加を興梠さんの愉快な仲間たちと、参加者の方も待っていますよ。
活動の時間帯はこちらです↓ ・小倉そうじ A毎週火曜日18:30~ B毎月第一土曜日13:30~ @いきがい活動ステーション ・北方そうじ C毎週金曜日16:30~ D毎月第三土曜日13:30~ @北方市民センター ・黒崎そうじ E毎月第三木曜日18:30~ @黒崎Yakata *活動に関する詳しい情報は、HPやFacebookでご確認ください。
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